えれなです。
SEO対策について、なんとなく理解できたでしょうか。
さて、今回も引き続きSEO対策についてお話していこうと思います。
今回は、前回簡単に触れた外部対策についてです。
外部対策とは
まず初めに、外部対策についておさらいです。
外部対策とは何だったかというと、その記事がGoogleの主観だけだと良くないので、客観的に見て良いか悪いかという指標も取り入れるために行う対策のことでしたね。
わかりやすさをGoogleだけの判断で決めていたら、Googleの主観的な評価になってしまうので、なるべく客観的な評価を入れていきたいと考えたわけです。
その客観的な評価というものを考えた時に編み出されたのが、この外部対策です。
Googleが考えた客観的評価が何かというと、良いものは必ず誰かに紹介されるという考え方です。
リアルの場面でも同じだと思うんですが、良いものというのは必ず紹介が生まれます。
じゃあ、インターネットにおける紹介とは何かということを考えてみてください。
例えば、新宿で美味しいと評判のラーメン屋さんにラーメンブロガーが訪れて、実際に食べてみたらめちゃくちゃ美味しかったので、自分のブログで紹介したとします。
紹介するときは、
「新宿のこのラーメンがめちゃくちゃ美味しかったので絶対おすすめです、よかったら行ってみてください」
ってそのラーメン屋のWEBサイトをブロガーのWEBサイトの中で紹介しますよね。
ラーメン屋さんのWEBサイトのURLをブロガーの記事の中に貼ってもらえたという状態で、「紹介された」と定義されます。
これが「外部リンクを得た」という状態になります。
他のWEBサイトにリンクが貼られることで、「紹介された」と認識されるわけですね。
いろんなWEBサイトでリンクを貼られているWEBサイトっていうのは、いろんなところで紹介されているからきっと良いものに違いないというのがGoogleの考えです。
SEO対策でやってはいけないこと
余談ですが、いろんなWEBサイトにリンクを貼ってもらうっていう対策は、今から10年前くらいから大流行りしていたSEO対策で、その結果何が起きたかというと、意図的にいろんなWEBサイトにリンクを貼るということが起きました。
純粋に紹介されたわけではないのに、いろんなところにリンクが貼られることで紹介されたことになり、検索が上位になるということが実際に起きてしまいました。
Googleはそういう対策は一切認めないと大型のアップデートを行ない、そういった本来の紹介じゃない不自然にいろんなサイトにリンクを貼りまくっていたサイトは全部ペナルティを受けて、Google、Yahoo!の検索からほぼ上がらない状態になりました。
そのようなところから、不自然にリンクを貼るっていうことは、一切禁じ手になっています。
一切そういった手が使えない、ただ適当に他の紹介にリンク貼ってもらうだけではダメっていう中で、どうすれば外部リンクっていうものを得やすくなるかを考えるのが、今回のお話のメインです。
SEO対策で重要な「オリジナルコンテンツ」
今回重要になってくるのが、外部リンクを得やすいオリジナルリンクを作るということ。
そこで出てくるのが、インタビューコンテンツと統計データコンテンツというものです。
もちろんこれ以外にもありますが、特にメジャーな2つをご紹介します。
まず一つ目は、インタビューコンテンツです。
これは今最も人気のやり方で、最も効果が出やすいです。
例えば、有名人にインタビューした場合。有名人は、SNSですでにフォロワーをいっぱい持っていたり、元々のファンをたくさん持っています。
そういう人をインタビューした場合、インタビュー記事を書きましたとなれば、ファンの方々が、
「〇〇さんがインタビューされている」
「インタビューでこんな良いことを言っている」
と、そのインタビュー記事の内容やコメントをSNS上で発信したり、
「この人めっちゃ良い記事書いてるよ」
ってインタビュー記事自体を紹介してくれたりして、インタビュー記事そのものをファンが拡散するという現象が起きます。
そうすると、自然といろんなWEBサイトでそのインタビュー記事のURLが紹介されるので、結果としていろんなWEBサイトに自分のWEBサイトのリンクを貼ってもらえているという状態になります。
なので、そういう意味で、インタビューコンテンツというのは最も拡散力が高いコンテンツの一つです。
そして、インタビュー記事というのは100%オリジナルの記事です。
誰か他の人が書いたWEBサイトの記事をちょっとパクったような記事ではなく、本当に純粋なオリジナル記事なので、内部対策の観点から見てもとても良いです。
インタビューコンテンツ最強説があるくらい、インタビュー記事というのは重要。
なので、ぜひあなたのWEBサイトの中でもインタビュー記事やインタビューコンテンツを取り上げてみてください。
そして二つ目に、統計データコンテンツというものがあります。
統計データは、いろんな記事に引用されやすいです。
例えば、何か意見を言うときというのは、当然自分の意見を発するときに、根拠になるものやデータが欲しいですよね。
それは、調査からくる統計データに基づくものが望ましいわけなので、WEBサイトで自分の意見を主張するのにぴったりな統計データをみんな探します。
その探してきた統計データを引用して意見を書きます。
この統計データ、作るのって大変ですよね。
たくさんの人にアンケートを取ったり、インタビューしたりしないと、統計データは集まりません。
ですが、現代ではXなどのSNSに統計データを取る機能が最初から実装されているので、統計データを取ることがどんどん簡単になっています。
もちろん、フォロワー数が少ないとあまりデータが集まらないというのはありますが、こういった機能が実装されているということを理解し、有名な方が取っているアンケートを引用して記事を書くことができます。
SNSはどんどん便利になってきていて、統計データを素人が集めて記事にすることができる時代が来ているということを理解してください。
4.まとめ
いかがでしたか。
小手先のテクニックではなく、しっかりとオリジナルコンテンツを作ることの重要性についておわかりいただけたかと思います。
ユーザーにとって有益な記事をしっかりと書き切るのはなかなか大変ですが、競合に勝る、オリジナリティある記事を目指しましょう。