えれなです。
前回はライティングの種類についてお話しました。
今回から、
ライティングの具体的なテクニックについて
お話していきますね。
最初に学ぶのは、
QUEST(クエスト)フォーミュラー
というテクニックです。
これは昔から使われている
人に行動を起こさせるための
コピーライティングで、
セールスライティングとも言います。
コピーライティングの骨格となる技法ですね。
世の中の行動を促す文章のほとんどがこの技法で
設計されていると思って間違いありません。
QUESTフォーミュラーは
コピーライティングの基礎中の基礎で、
算数で言えば九九みたいなもの。
まずはこれを暗記し、
説明できるくらい脳内に刷り込んで
完璧にマスターしましょう。
1.ルールを徹底せよ
ライティングを学ぶにあたって、
必ず守って欲しいルールがあります。
それは、
オリジナリティーを出そうとしないこと。
絶対に守ってください。
最初はとにかく基礎を理解して欲しいので、
オリジナリティーは出さず、
とにかく「ルール通りにやる」
これを徹底してください。
これを守れなければまず稼げません。
なぜなら、
ルールには「意味」があるからです。
「ルール通り」にやれば、
「ルール通り」の結果が出ます。
未熟なうちに我流をでやると結果が出にくいです。
結果を出している人はルールを守っているので、
まずは基礎をしっかり理解しましょう。
2.なぜ人はモノを買うのか
QUESTフォーミュラーは
ライティングの基礎中の基礎と
冒頭でお話しましたね。
これを身につけると、究極、
WEBで何でも売れるようになります。笑
それこそ、怪しい壺とか売れちゃいます。
なぜそんなことが可能になるかというと、
このテクニックが人の購買意欲を掻き立ててしまう
黄金の法則だからなんです。
人はなぜ商品を買うのか?
それは、
購買意欲を掻き立てられて
しまったからなんです。
例えば、
あなたがたこ焼きを買ったとします。
「美味しい」から買ったわけじゃないですよね。
「美味しい」のかは、実際に食べるまでわからないし。
じゃあ、なんで買ったのか?
それは、「美味しそうだ」という
購買意欲を掻き立てられたから買ったわけですよね。
つまり人は、購買意欲が湧くかどうかで
お金を払うかを決めているんです。
どんなに良い商品があったとしても、
人の購買意欲を掻き立てられない人は
売上を伸ばせません。
このテクニックを学んで、
人がどういうプロセスで購買意欲を掻き立てられるのか?
まずはこれを理解しましょう。
それでは、
テクニックについて具体的に説明していきます。
そもそも、
QUESTフォーミュラーとは何かというと、
Q、U、E、S、Tの順番で
内容を伝えていくという技法です。
早速、Qから順番に説明していきますね。
3.Q(Qualify:興味付け)
「Q」とは「興味付け」です。
一番最初にめちゃくちゃ大事にしているのは、
この「興味付け」です。
人が話を聞くか聞かないかは、
一番初めに「興味付け」を
されるかされないかで決まります。
実は、私がこのテクニックを
あなたにお話するにあたり、
「興味付け」をしていました。
「このQUESTフォーミュラーを理解するとどんなメリットがあるのか?」
これを最初にお話しすることで、
「興味付け」をしていたはずです。
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これを身につけると、究極、
WEBで何でも売れるようになります。笑
それこそ、怪しい壺とか売れちゃいます。
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この辺りですね。
あなたは、この辺を読んで興味付けされたから
この記事を読み進める気になったのではないでしょうか?
このように、文章や人に何かを話すときには、
最初の興味付けがめっちゃくちゃ大事。
例えば、極端な話、
「1日5分の努力で月収100万円稼ぐ方法を教えます」
って最初に言ったら、絶対に聞きますよね。笑
なんでかっていうと、
最初に興味付けされているからです。
そんな方法があるなら
めちゃめちゃ知りたい!!!
ってなっちゃいますよね。笑
こんな感じで、
耳を傾けてもらうためには
まず「興味付け」から全てが始まります。
◼︎話が下手な人
◼︎営業が下手な人
◼︎人に文章を読んでもらえない人
っていうのは、
この「興味付け」が下手です。
最初に興味付けしてなかったりとか、
してても浅かったりします。
「話を聞いてみよう」と
思われなければ始まらないので、
冒頭でしっかりと興味付けしてください。
では、
具体的にどんな内容を入れると良いのか。
理想は、信用に繋がるので
実績の提示が一番良いですね。
もし、
まだ実績がなくて提示できない場合は、
別の言い方で興味を掻き立てなければいけません。
理想は実績提示だということを
理解しておきましょう。
4.U(Understand:理解・共感)
「U」とは「理解・共感」です。
興味付けをした上で、
次にしなければいけないのは、
「相手の悩みに共感する」こと。
例えば、ライザップの場合。
ライザップは、
QUESTフォーミュラーの展開が
めちゃくちゃキレイです。
▼ライザップのHP
https://rizap.jp/
一番最初にきちんと実績を提示してますね。
これが、「Qualify(興味付け)」です。
最初の、
「3ヶ月でウエスト-10cmダウン」
「体重10kgダウン」
といった部分です。
「痩せたい!」という人がこれを見て、
「こんな短期間でここまで痩せられるのかー!」
って興味付けされるわけです。
その次に出てくる話は、実践者の「悩み」ですね。
元々ライザップを始める前は、
「こんなことに悩んでいた」
という話が出てきます。
ここは結構リアリティーが大事です。
例えば、太っていることによって、
◼︎彼女いない歴=年齢
◼︎小さい頃にいじめられて対人関係に苦手意識がある
◼︎着たい服が似合わない
といったように、
太っていることによる悩みって
いっぱいあるわけなんですよね。
そういった、
実践者がライザップを始める前に
「ずっとこんなこと悩んでました」
っていう内容をひたすら書きます。
読み手も太っていれば、
こういった悩みを書くことで
「すげぇわかる!!!」
「自分もそうだわぁ。」
って気持ちになるわけです。
5.E(Education:教育)
「E」とは「教育」です。
理解・共感を示した後に、
次は「教育」という段階に入ります。
「教育」というのは、
あなたのその悩みを解決できる
という理論を話す段階です。
ライザップであれば、
「なぜ痩せられるのか?」って話をしたときに、
「個別指導だから」という理由が挙げられます。
一人ひとりの、
◼︎体質
◼︎生活環境
◼︎生活リズム
◼︎普段の食生活
これらを個別で指導し、諦めないよう励まし、
その人の現状を見極めてプランやメニューを変えてくれる。
だから、継続できて結果が出る。
というように、
「個別だから実現可能」だと
「教育」でうたうわけです。
なるほどって読み手が思って、
「それなら自分にもできるかも」
って思うわけですね。
6.S(Stimulation:刺激)
「S」とは「刺激」です。
「自分にもできるかも」
って思ってももらえた上で
更にしなきゃいけないのは、
「痩せたらどうなる?」っていう、
悩みを解決した後の「未来」を
想像させてあげること。
これもめちゃくちゃ大事。
悩みを解決した後を想像させるのが
「刺激」という段階になるんですが、
ライザップだと、お客様の声がまた登場します。
痩せたことによって、
◼︎初めて彼女ができた
◼︎結婚できた
◼︎諦めてた服が着られるようになった
といったように、
「痩せたことによって」っていう
お客様の声が永遠に出てきます。
それを読んで、
「痩せたら自分もそうなれるかも」
って想像して期待を膨らませるわけです。
7.T(Transition:行動)
「T」とは「行動」です。
期待値がマックスになったこのタイミングで、
最後に初めて行動ですね。
申し込みしてもらえるよう読者に行動を促します。
ライザップだったらここで、
【無料カウンセリングはこちら】
ってそっと申し込みボタンを
置いてあげるわけですね。
こうすると、
読者は【無料カウンセリング】を
ポチッと押してしまうわけです。笑
8.まとめ
いかがでしたでしょうか。
このQUESTフォーミュラー
①興味付け
②理解・共感
③教育
④刺激
⑤行動
っていうこの5段階の順番で話をする
っていうのがとても大事です。
特に売り込みをかけるページは、
絶っっっ対にこの法則を守って作ってくださいね。笑
私も、売り込みのページのように
人に行動を促すときのページを作る際は、
まず最初にQUESTと書いて、
それぞれに書くことを箇条書きでまとめます。
そして、まとめた後で文章に直す、
というのを徹底しています。
ライザップ以外の例も見た方が
感覚を掴みやすいと思うので、
ランディングページ(売り込みページ)が
集められているサイトを貼っておきますね。
こちらから、
実際にQUESTフォーミュラーを使っている
サイトを探してみてください。
▼ランディングページ集めました。
https://lp-web.com/others/
このサイトを参考にして、
自分が利用したサービスの売り込み文章を
作ってみるのもとても良い練習になりますね。
このテクニックについて理解したら、
早速実践してみてください。
次回は、
QUESTフォーミュラーの応用編です。
QUESTフォーミュラーの基本をしっかり理解したら、
次の記事に進んでください。
▼▼▼
コピーライティングをより強力にする方法