どうも、えれなです。
今回は、YouTubeで離脱させない基本の台本構成について解説したいと思います。
YouTubeを伸ばすためには、視聴維持率が重要な要素となりますが、「どんな内容にしたら視聴者が離脱しないのか分からない・・・」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、YouTube登録者数46.7万人を突破したイングリッシュおさるさんの、離脱させない台本構成について解説します。
・YouTubeを始めてみたいけど、どんな内容にしたら良いか分からない
・サムネイルはクリックされるのに、なぜか離脱されてしまう
・自分と似たような動画なのに、自分の動画よりも再生数が多い理由が分からない
このようなことに悩んでいる方に必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
台本の全体構成
▼今回参考にしているのは、こちらの動画です
【一瞬で】リスニング力を爆発的に上げる最強の方法
①オープニング
・あいさつ、自己紹介
・動画の概要
・動画のタイトル回収
・PASTORフォーミュラ
②本題
・インパクトがある結論
・理由
・具体例
・結論
③エンディング
・想い
・復習
・LINE公式誘導
・締めのあいさつ
おさるさんの動画は、上記の流れで構成されています。
それぞれ詳しく解説していきます。
【オープニング】
視聴者は、最初の数秒で多くの情報を受け取り、動画を視聴し続けるかどうかを判断します。
おさるさんの動画では、開始の5分で視聴者を惹きつけ、離脱させない工夫が盛り込まれています。
①あいさつ・自己紹介
Hey guys!! It’s osaru!!
引用:【一瞬で】リスニング力を爆発的に上げる最強の方法
オープニングでダラダラと話してしまうと、視聴者が飽きてしまうので、離脱されてしまわないよう早く簡潔にあいさつをしています。
②動画の概要
今回は
「一瞬でリスニング力を爆発させる最強の方法」
これを紹介していきます
(そして)
「ある英語」のスピーチのセリフを聞き取ってもらい
動画の後半では
リスニング力を爆発させるとっておきのワークを
体験してもらいます
ちなみにセミナーとかでは
今日の英語のスピーチのセリフを1回目で聞き取れた人は
100人中2~3人しかいませんでした
さあ、みんなは聞き取れるかな?
是非楽しみにしていてください
引用:【一瞬で】リスニング力を爆発的に上げる最強の方法
ここでもダラダラしないよう端的に動画の内容を提示し、この動画がどんな内容のものなのかを視聴者に伝えます。
また、
「今日の英語のスピーチのセリフを1回目で聞き取れた人は
100人中2〜3人しかいませんでした
さあ、みんなは聞き取れるかな?」
といった部分により、視聴者に、
・自分はこの数人の中に入るのか?と試したくなる
・体験をすることで、自分に関係のある物事だと認識する
といった感情が生まれています。
動画への興味を強めることで、離脱を防いでいますね。
③動画のタイトル回収
一瞬でリスニングを爆発させる最強の方法とき聞いて、
始めに伝えておきますが
「何度も英語を聞く」(とか)
「シャドーイングをひたすらしろ」(など)
「本質をとらえていない」方法ではありません。
この「あること」を意識すれば
リスニングが必ず向上するという 明確な理由です
今回の動画では その「あること」を意識した有料でおこなってきたワークを
体験してもらい
あなたのリスニング力を爆発的に向上させたいと思います
引用:【一瞬で】リスニング力を爆発的に上げる最強の方法
ここでは、動画を見る理由を明確にする事で、「この動画は最後まで見た方が良さそうかも?」と視聴者に感じさせています。
④PASTORフォーミュラ
PASTORフォーミュラとは、
Problem:問題
Amplify:悩みを放置したら起きる問題
Solution:解決策
Trasnformation with testimony:画期的な変化と証明
Offer:提供
Response:応答
この6つの項目の頭文字をとったもので、この流れに沿って文章を書くことで、お客様から感謝されつつ、商品も売れてしまうといった文章のテクニックです。
この流れに沿って今回のテーマについて語られているので、視聴者が興味を持ち、納得した上で動画を視聴し続けてしまいます。
この項目の内容は長くなってしまうので、別の記事で詳しく解説しています。
▼PASTORフォーミュラについて
【記事リンク】
【本題】PREPの法則とインサイト
ここから本題に入ります。
ここでは、PREPの法則という文章のテクニックを使い、視聴者が思わず納得してしまう伝え方をしています。
具体的には、
①結論(Point)話の要点となる結論・主張
リスニングを高めたいなら、一般的にはシャドーイングが大事って言われてるけど、実は正しい発音練習が大事だ
②理由(Reason)結論の理由・根拠
あなたが思っている音と実際の音に差があるから
③具体例(Example)理由を裏付け・説得力を持たせるための例・データ・状況
I’m going to make a lot of hand gesturesを アイムゴーイングトゥーメイクアロットオブハンドジェスチャーズ と思っていたら、何回聞いても正しく聞き取れない
④結論(Point)話の要点となる結論・主張
だから、正しい発音練習が大事だ
といった内容で話を展開しており、このような話し方をする事で、視聴者に内容がしっかりと伝わり、説得力が格段にアップします。
さらに、ここでもう一つテクニックが隠されています。
おさるさんの動画では、最初のP、結論を話す際に、「一般論を覆す衝撃の事実」を入れ込むことで、「え、なんで?」「嘘でしょ?」と、強く視聴者の興味を惹いています。
このように、一般論を覆す衝撃の事実をつきつけることを「インサイト」といい、文章のテクニックとしてめちゃくちゃ有効なので、必ず覚えておきましょう。
【エンディング】
最後、まとめの部分ですね。
想いを伝える
初めてみた人もそうでもない人も このおさるの仮面を被った人 「ああしろ!こうしろ!」ってきびしいんだよな! って思った人もいるかもしれません。
僕はあえて厳しくします。
なぜなら僕はみんなの英語力をあげることにしか興味がないから。
今この瞬間この動画をみている。
それ自体が本当にすごいことなんだよね。
いつも僕についてきてくれてありがとう。
自分が発信している経緯や、想いを伝える事で、視聴者の感情を動かし、感動させる事ができます。
感動することで行動が促されるので、最後の一押しをここで作るために、視聴者の心を動かすメッセージを入れ込んでいます。
LINE誘導&チャンネル登録誘導
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前段階で視聴者は感情を動かされ、行動しやすい状態になっているので、ここで行動するよう促しています。
まとめ復習
今回は一瞬でリスニング力を爆発させる最強の方法を紹介。
リスニング力を上げたいなら 英語を聞くことではなく 英語を正しく発音することが大事。
内容が複雑だったり、情報量が多かった場合などに、視聴者がポイントを頭の中で整理しやすいようまとめを提示します。
まとめは動画の最後であるという決まりはないので、視聴者がスムーズに話を聞けるよう、頭の中を整理してあげた方が良いタイミングで入れてあげましょう。
エンディングあいさつ
今回も最後までみてくれて本当にありがとうございました
簡単にあいさつをして動画終了です。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
今回は、イングリッシュおさるさんのYouTube台本について解説しました。
細かく分析してみると、「これはつい最後まで見てしまう・・・」といったテクニックが盛りだくさんだったと思います。
「視聴者が求めている」動画の構成を考えるのは、めちゃくちゃ苦しい作業ですが、ぜひ、この記事を参考にしていただいて、YouTubeを伸ばしていっていただければと思います。