えれなです。
今回は、SEO対策の超基礎編です。
SEO対策には、外部対策と内部対策があるというところまでは理解していただけたかと思います。
これからお話するのは、内部対策の具体的な設定についてです。
SEO対策をするなら最低でもこれだけはやらないといけないといった、3つの設定についてご説明しますので、ぜひ、読み進めながら実際に設定していってくださいね。
まずは、これから行う3つの設定についてご説明します。
SEO対策で必須な3つの設定
①All in one SEO
All in one SEOは、ワードプレス内で簡単にSEO対策の設定ができる無料プラグインです。
SEO対策をするとなると、あれこれやることが多いですが、それを簡潔に行えるものです。
こういったプラグインは色々ありますが、これが最も一般的で使いやすいのでオススメです。
②Really Simple SSL
Really Simple SSLは、インストールするだけで安全性を向上できる無料プラグインです。
ブログのURLを検索窓で見ると、「保護されていない通信」と表示されている場合があり、これだとセキュリティー的に甘い状態です。
これにSSLの設定をすると、URLを検索窓で見た時に「http」から「https」に変わって鍵のマークが付きます。
このプラグインによって、セキュリティーを強化し、安全性を高めることができます。
③Google Search Console
Google Search Consoleは、検索順位を中心としたSEO対策の分析ツールです。
Googleで検索をされたときに、自分のブログがどれくらいの掲載順位なのかを監視できたり、分析したりできる、代表的な分析ツールです。
では、実際に設定していきましょう。
All in one SEOの設定
①プラグインの項目で新規追加をクリック
②「All in one SEO」と検索
③「今すぐインストール」をクリック
④「有効化」をクリック
こちらが有効化された状態です↓↓
有効化したら、All in one SEOの初期設定を行います。
内部対策のSEO対策をやる場合に、
◼︎WEBサイト全体のSEO対策
◼︎ブログの各記事に対するSEO対策
この2軸があるということを前提とし、この2つには一貫性があるものの、別個のものであるという認識を持っておいてください。
まずは、WEBサイト全体のSEO対策を行います。
①「SEOランキングを改善」をクリック。
②各項目を埋めていきます
◼︎サイトのカテゴリー
→「ブログ」にチェックを入れる
◼︎ホームページのタイトル
→ブログのタイトルを入力
◼︎ホームページのメタディスクリプション
→ブログの簡単な説明を入力
作っているブログをまずはGoogleに認知させる必要があるため、ブログSEOの第一歩としてこの設定を行います。
◼︎このブログはどんなジャンルのブログメディアなのか?
◼︎どんなことをテーマにしたブログメディアなのか?
これをGoogleが理解できないと、
「このサイトを誰にオススメしていいのか?」
「どんな属性のユーザーに表示していいのか?」
というのがわからない状態になってしまいます。
なので、まずは、
◼︎ブログのタイトル
◼︎具体的にどんな発信をするブログメディアなのか
これを入力することでGoogleに認知させます。
ホームページのタイトルに関しては、記載欄に、
◼︎サイトのタイトル
◼︎区切り
◼︎キャッチフレーズ
と書いてはありますが、削除も追加も可能なので、これに囚われずに設定してください。
このときひとつ意識して欲しいのが、自分の狙うキーワードを入れるということ。
あなたがGoogleを使う時を想像してみてください。
何か悩みを抱えていて、Googleの検索エンジンにキーワードを入れますよね。
Googleはそのキーワードに対してこの記事がオススメですよ、このサイトがオススメですよ、というのを順位づけて表示してくれます。
なのでまず、やらないといけないこととしては、あなたが狙うキーワードを決めて、そのキーワードで検索がかかった時にどれだけ上の順位を取れるのか、このトライアンドエラーを今後繰り返していくことです。
例えば、私がこのブログで
◼︎ホームページのタイトル
◼︎ホームページのメタディスクリプション
を設定するときに意識したキーワードというのは、
◼︎WEBマーケティング
→広告やSNSで耳にすることが多くなったし、どんな内容なんだろう?と思って検索するから
◼︎地方在宅
→WEBマーケティングを調べた人の中で私が狙う層だから
◼︎年収1,000万円
→副業ではなく、本業として本気でやりたい人向けのブログを書いているから
これらは、過去に私がGoogleで検索したキーワードです。
私は過去の自分をターゲットにしているので、自分がこのキーワードで検索したということは、同じように考える人はこのキーワードで検索するかも、と過去の自分を分析してこのキーワードで検索する可能性が高いという仮説を立てました。
なので、このキーワードを使用してブログのタイトルを設定しています。
欲を言うと、メタディスクリプションのところにも同様に意識してキーワードを入れた方がいいです。
このとき、キーワードをそのまま使用するとより良いです。
例えば、「WEBマーケターへと成長しました」というような説明を入れたい場合。
「WEBマーケティングのプロへと成長しました」といった感じで、内容はそのままに「WEBマーケティング」というキーワードを意図して使用します。
ただし、無理に入れてしまうと読者にとって読みにくい文章になってしまいます。
ユーザーファーストが徹底されたものがGoogleがオススメしてくれる記事やサイトになるので、あくまでもユーザーファーストで分かりやすい文章を第一に考えましょう。
その上で、どれだけ自然にキーワードを入れられるかを考えましょう。
無理して入れすぎると、最悪、スパムとして認識されますので、くれぐれも注意してください。笑
また、キーワードを意識する時は多くても6つまでと言われています。
例えば、ラーメン屋さんでおすすめを聞いた時、あれもこれもオススメされたら本当にここ美味しいのかな?って不安になりますよね。
逆に、とんこつラーメンがオススメと言われたらとんこつラーメンが絶品なんだなって感じるはずです。
これと似た感覚で、狙うキーワードをいくつか選ぶというのは、Googleにあなたのブログメディアの中からアピールしたい、オススメしたい、というキーワードを選んでくださいということなんです。
なので、あれもこれも狙ってキーワードを設定してしまうと、Googleからしたらどれがオススメかわからず、結果的にどこにもオススメしてもらえないといった残念なことになります。
目安としては多くても6つ。
それを意識して、
◼︎ホームページのタイトル
◼︎ホームページのメタディスクリプション
これを考えてみてください。
続いて、下記を設定してください。
▼こちらも入力してください
◼︎個人または組織
◼︎名前
▼こちらは用意ができていれば入れるてください(あとでもOKです)
◼︎ロゴ
◼︎ソーシャルシェア画像
◼︎SNSプロフィール(あればでOKです)
▼こちらはそのままでOKです
◼︎どのSEO機能を有効にしますか?
◼︎検索の外観
▼メールアドレスを設定する
▼有料機能について(あとで、で飛ばしてOK)
▼Google Search Consoleに接続(スキップでOK)
▼AIOSEOライセンスキー(スキップでOK)
▼セットアップを完了〜をクリック
こちらで、All in one SEOの初期のセットアップが完了です。
ブログ全体の最低限のSEO対策は、一旦ここまででOKです。
では、次。
記事ごとのSEO対策に入ります。
SEO対策をするとなったら、タイトルや目次の決め方がめちゃくちゃ大事です。
そちらに関しては、下の記事でお話ししています。
↓↓
【超基礎】SEO対策|読んでもらえる記事の「書き方」
ここでは、All in one SEOの使い方や設定についてお話ししますね。
All in one SEOの設定は、記事の下の部分で行えます。
◼︎投稿のタイトル
Googleにこの記事のタイトルを認識させることができます。狙ってるキーワードを意識して設定してください。
例)【初心者必見】ゼロから学べるSEO対策!無料で出来る簡単3ステップ!
→「初心者 SEO対策 簡単」が狙っているキーワード
◼︎メタディスクリプション
こちらは、WEBサイト全体のSEOを設定したときと同じです。タイトル同様にキーワードを意識して、160字以内で設定してください。
例)初めてSEO対策を学ぶ人向けに、無料で簡単に実践できる3つのステップを解説いたします。
→簡単に書いたものではありますが、こんな感じです。
◼︎noindex設定
SEO対策の対象から外したい記事に設定します。一見、使わなそうな設定ですが、意外と使う場面があります。
例えば、「1年間の活動計画」といった記事があるとします。
全く知らない人が「これから1年これやりますよ」って言っても興味を持ちませんよね。
なので、もしこの記事が上位表示されてクリックされたとしても、めちゃめちゃ満足度の低い記事になります。
すると、離脱が増えてしまいGoogleにこのサイトの記事は質が低いと認識され、サイト全体の評価が落ちてしまいます。
飲食店で例えると、他の料理は美味しいのに、未完成のいまいちな料理をとりあえずメニューに追加しておく感じです。
これを頼んだ客が「この店はまずい」と全体を評価してリピートしなくなってしまいます。
こういったことが、ブログの運用でも起きてしまいます。
なので、
◼︎Googleにアピールしたい記事
◼︎SEO対策の対象にしたい
◼︎新規ユーザーに見て欲しい
といった記事以外は、SEO対策をすることで逆にブログ全体の評価を下げてしまうので、noindexを設定をしておきましょう。
優秀なテンプレートには、SEO対策の項目が含まれていることがあります。
その場合には、ここまで設定してきた項目を同じように設定しておきましょう。
ここまでで、All in one SEOの設定は完了です。
有料プランもありますが、煩雑で無駄に時間がかかってしまうので、まずはここまでをしっかり理解して対策しましょう。
ここまでのお話は、基礎中の基礎なので、ここまでができてないとSEO対策をしてるとはいえません。
そのぐらいの内容なので、毎記事とも欠かさずに設定しましょう。
Really Simple SSLの設定
Really Simple SSLは、冒頭でも説明したように、セキュリティーを強化して安全性を高める設定です。
こちらの設定はめちゃくちゃ簡単です。
①Really Simple SSLをインストール
②Really Simple SSLを有効化
③SSLを有効化
これで完了です。
検索窓のURLのはじめの部分に鍵マークがついたと思うので、確認してみてください。
Google Search Consoleの設定
こちらは、WEBサイトの代表的な分析ツールです。
ブログの掲載順位を分析・管理することができる無料ツールです。このデータを元に、ブログを改善していきます。
WEBサイトを運用していて、SEO対策を行っている人の中でこれを入れていない人はまずいない、というくらい必須のツールです。
どんなデータがわかるかというと、
◼︎表示回数
◼︎クリック数
◼︎クリック率
◼︎平均掲載順位
◼︎クエリ(検索ワード)毎データ
◼︎ページ毎データ
などを確認することができます。
では、設定方法を説明しますね。
①今すぐ開始する
②Googleアカウントでログイン(なければ作成してください)
③プロパティタイプの選択
→自分のブログのURLを、URLプレフィックスに入力
→続行をクリック
④所有権の確認
「HTMLタグ」の方法でやるのが一番簡単なので、これで設定してください。
▼タグをコピー
▼WordPress管理画面の「HTMLタグ設定(JINというテンプレートの設定にあるもの)」クリック
→【head内】にペーストして変更を保存
▼Google Search Consoleに戻り、完了をクリック
▼URLをクリック
▼所有権を自動確認しましたと表示される
→データが見られるようになる
ここまでで初期設定は完了。
さらにもう一つ、Google Search Console内のサイトマップを設定します。これは何かというと、Googleにあなたのブログを認識してもらう設定です。
前提として知っておいて欲しいのが、GoogleにはクローラーというGoogleの検索エンジンの順位を決めるためにGoogle上にある全てのWEBサイトを巡回するbotがあります。
このbotが、あなたの書いた記事を認識しないと永遠にGoogleに載ることはありません。
クローラーというbotが、あなたの記事を認識することによってGoogleの検索結果に載るという流れになっています。
Googleのクローラーに認識されてはじめてGoogleの検索結果に表示されます。
では、認識されたかどうかを確認する方法をご説明します。
Google Search Consoleのページという項目をクリックすると、「ページのインデックス登録」というページが表示されます。
このページ内の、登録済に表示されたページがGoogleから認識されています。下の方にいくと、登録されなかった理由を確認することができます。シンプルに、エラーの場合もありますね。
このクローラというのは、めちゃめちゃ忙しいです。なので、あなたのブログを毎日見に来ることは基本的にありません。
仮に、更新頻度がめちゃくちゃ高くて頑張っているブログがあったら、段々とクローラーが見にくる頻度が上がって、結果的に毎日見に来るってことが起きる可能性もなくはありませんが。
基本的に初めの頃は、クローラーが見に来る頻度は1ヶ月に一度くらいです。
タイミグによっては、あなたの書いた記事が1ヶ月間検索の順位に載らないという状態が普通に起こります。
なので、サイトマップの追加という設定をすることで「記事を書いたから見にきて!」とGoogleにアピールします。
これを行うことですぐにクローラーが来るというわけではないですが、見にきてくれる頻度が上がる可能性が高くなります。
この設定をしなくても定期的に見に来てはくれますが、いち早くGoogleの検索結果に載った方が良いので、記事を書き上げたら設定してください。
では、設定方法について説明します。
サイトマップ追加の設定
①XML Sitemap Generator for Google をインストールして有効化する
②「設定」の「XML-Sitemap」をクリック
③「I don’t know what I want」をクリック
④「検索エンジンはまだ通知されていません」の項目にあるURLが、送信するURLになる
→このURLの独自ドメイン以降をコピー
⑤Google Search Consoleで「新しいサイトマップの追加」にペーストして送信
⑥「サイトマップを送信しました」のOKをクリック
→「送信されたサイトマップ」のステータスが「成功しました」になっていれば完了
これは、
サイトマップの追加で新しい記事を書いたとGoogleにアピールする
→クローラーが通常より早めに見に来てインデックス登録される
→インデックスの登録数が増える
といった仕組みになっています。
最初のうちはクローラーは全然やって来ないので、記事が書けたらサイトマップ送信といった流れで設定してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以上が、SEO対策で最低限必要な初期設定3つです。
おさらいすると、
①All in one SEO
簡単にSEO対策の設定ができる無料プラグイン
②Really Simple SSL
インストールするだけで安全性を向上できる無料プラグイン
③Google Search Console
検索順位を中心としたSEO対策の分析ツール
この3つの設定と使い方についてお話ししてきました。
今回の内容は、SEO対策の基礎中の基礎なので、絶対に全て設定しましょう。
記事を書く度に必ず設定し、この記事を確認しなくてもできるようにしましょう。