えれなです。
前回は、QUESTフォーミュラーと、
GDTの法則の掛け合わせについてお話ししました。
こちらはしっかり理解できたでしょうか?
この2つの法則を理解するだけで、
世の中の売り込み文章の裏側のほとんどが見えてきます。笑
そうなると、
どうやって人の購買意欲を
刺激しているのかが見えるようになるため、
自分自身が余計な買い物をしなくなります。笑
そして、これを使いこなせると、
あなたの文章で多くの人にサービスを
届けることができるようになります。
ぜひ、この技法を極めてください。
そして今回は、
「共感ライティング」という
技法についてお話しします。
ここまで使いこなせたら、基礎は完了。
今回も暗記レベルで
しっかりと身につけてくださいね。
1.共感ライティングとは
まずは、共感ライティングについて
お話ししたいと思います。
実は、
ライティングの技法で言うと、
「エンパシーライティング」っていうスキルがあって、
このスキルをより簡単にわかりやすくまとめているのが、
これからお話しする「共感ライティング」なんです。
興味があれば、ぜひ、
エンパシーライティングについても
調べて実践してみてください。
より簡単に使うという意味では、
この共感ライティングを取り入れて
いただけると良いと思います。
先にポイントを話すと、
読者になりきってネガティブな感情から
プラスの感情に引き上げてあげる
といった感じですね。
マイナスからプラスに感情を変化させるわけですが、
どうやったらそんなことができるのかって思いますよね。
実は、「共感を得る」ことで、
人の心を動かせてしまうんです。
「共感」ってめちゃくちゃ重要です。
なぜかというと、
基本的に人は自分のことを
理解してくれてる人の話しか
聞きたくないわけです。
この人はすごく自分のことを
わかってくれてるなって感じる人と仲良くなるし、
自分のことをよくわかってくれてる上で
こういうこと言ってくれてるんだな
って感じる人の話をよく聞くんですよね。
この人と自分はもう相容れない
って思ってしまった瞬間に、
話を聞かなくなるわけです。
そこで、
何を意識しなければいけないか?
それは、文章を書いてるか、
読んでもらっている過程で、
「この人すっごい自分のことをよくわかってくれてる」
っていう、
読者の共感を勝ち取りながら
文章を進めていく。
これを意識しなければいけません。
この共感を勝ち取る技術が必要。
これが「共感ライティング」です。
2.「共感」の仕方
では、実際に、
どうやって「共感」してあげたら良いのか?
細かい技法とかテクニックはあるんですけど、
全部追ってると頭がパンクするので。笑
まず押さえて欲しいポイントはシンプル。
一言で言うと、
「相手のネガティブを拾う」です。
とにかくこれを意識してください。
こちらが読者に対して提案をしたときに、
「またうまいこと書いちゃって」
「それは無理じゃない?」
「これはこうじゃない?」
そういうネガティブな感情が必ず出ます。
人っていうのは、
読んでいて反発したくなるもんなんですよね。
なんか、
理想論を語られたら反論したくなりません?
私はめっちゃなります。笑
このネガティブな気持ちをどれだけ拾えるか?
っていうのが共感ライティングなんです。
これを、QUESTフォーミュラーと
GDTの法則にさらに組み合わせてください。
この3つが揃うと、
コピーライティングの基礎が
やっとできたかなって感じになります。
実は、
基本的なセールスライティングのテクニックとしては、
QUESTフォーミュラーとGDTの法則を使いこなせれば
ほぼ完成してしまうんですよ。
なんですが、もう一点、
この共感ライティングっていうスキルを理解しておくと、
文章の精度がグッと上がります。
なぜかというと、
QUESTフォーミュラーと
GDTの法則を掛け合わせることで
かなり売り込みが強くなってしまうから。
そうなると、
「それって本当に大丈夫?」
っていう感情を呼び起こすので、
最後にその感情をそっと拾ってあげることで、
キレイにまとまるんですよね。
このときに、
共感ライティングがめちゃくちゃ生きてきます。
例えば、GDTの法則を使いこなして、
「飲むだけで痩せるサプリ500円」という
提案をする売り込み文だった場合。
当然それに対する読者の反論が出てくるわけです。笑
「それって本当に大丈夫?」
「成分怪しくないの?」
「本当に痩せられるの?」
といった、「それって大丈夫?」って疑う
ネガティブな感情が提案に対して生まれるわけです。
これは、
「飲むだけで痩せるサプリ500円」といった提案を例にすると
「そりゃそうだよね」って想像がつくと思うんですが。
基本的に、
他のどんな提案をしてもネガティブな反応は出ます。
ライザップとかでも出ます。
ライザップって50万円くらいするので、
「本当に50万円も払って大丈夫なのか?」
という反応が出ます。
一見、世間的にまともな提案であっても、
ネガティブな提案というのは必ず発生するんですよね。
ですので、読者になりきって、
もし読者がめちゃくちゃネガティブな人だったら、
自分の文章(提案)に対してどんな反応をするかな?
っていうのを先に書き出して欲しいんです。
それを想定して文章に加えてあげてください。
例えば、
「飲むだけで痩せるサプリを500円で提供します」と書いた時に、
読者が「大丈夫かな?」って感じてしまうのを想定してあげて、
文章の中で、
「こんな提案いきなりされても怪しいですよね」
って書いてあげます。
お客様の声を入れて、
「最初はすごく怪しいと思ったんですけれども」
って相手が怪しむ気持ちを書いてあげます。
「すごく怪しいと思ったけど、この商品の成分をちゃんと調べた結果、変な成分はないし、科学的に証明されているものばかりだし、価格も500円ってことなので、半分騙された気持ちで買ってみました」
といった感じで、
読者のネガティブを否定せずに
寄り添って共感するのが大事。
人は否定されると嫌いになるので、
否定はしちゃダメ。
基本的に読者の反論は正しいです。
なのでそれは全部肯定してあげてください。
読者の反論をきちんと肯定してあげた上で、
そっと寄り添ってあげるっていうのが大事です。
ですので、相手の反論を先に想定して、
文章で共感してあげましょう。
3.読者の「反論」を潰す
そして次に、
反論を潰す理屈を考えてください。
ネガティブに思う理由が
必ずあるわけなんです。
例えば、
「飲むだけで痩せるサプリ500円」だったら、
「その成分って怪しくないですか」
「体壊したりしないんですか」
「本当に500円で効果あるのかな」
といった反論があるわけなので、それには共感しつつ、
「でも、大丈夫ですよ」っていう理由を提示して、
不安を取り除いてあげることが大事です。
相手の意見に対して寄り添ってあげる、
不安を取り除いて安心させてあげる、
っていうのを考えてあげてください。
それを全部文章に入れると、
QUESTフォーミュラーとGDTの法則で強い売り込みをしても、
相手に共感しつつ相手の不安をそっと拭い取れる
理想的なセールスライティングの文章ができあがります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の内容が理解できたら、
「LP一覧」でGoogle検索をして、
実際にこのテクニックが使われている
LP(ランディングページ)を探してみてください。
感覚が掴めてきたら、
前回までに作成したQUESTフォーミュラーと
GDTの法則を組み合わせた文章に、
共感ライティングの要素を加えてみましょう。
ということで。
ぜひ、この技法を生かしてくださいね。
次回は、
「PREPの法則」というテクニックについて
お話ししたいと思います。
QUESTフォーミュラー
GDTの法則
共感ライティング
この掛け合わせについてしっかり理解したら、
次の記事に進んでください。
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【売り上げ倍増】トップセールスマンのテクニック