えれなです。
今回は「SEO対策」についてお話しします。
SEO対策は、GoogleやYahoo!の対策の王道であり、様々なサービスがGoogleの仕組みを基礎としているので、WEBマーケティングを行う上で最初に理解しないといけないものです。
Googleの検索順位を上げる方法を参考にしているWEBサービスやSNSが多いので、GoogleのSEOの基礎を知っておくことであらゆることの理解が早まります。
そして、WEBサイトに記事を作っていくときも、SEOの考え方がわかっていないとそもそも厳しいです。
ということで、まずはSEOの考え方について理解してください。
SEOとは
SEO対策といきなり言われても、なんのことかわからず難しいイメージがありますよね。
でも、なんとなく考え方を理解できれば、難しくないとおわかりいただけると思います。
SEOとは、一言で言うと、GoogleやYahoo!での上位表示、つまり、1ページ目のなるべく上の方に持ってくるための対策のことです。
SEOのポイントを押さえて記事を書くと、GoogleやYahooで表示されやすくなるので、今回の内容をしっかり押さえて記事を作ってください。
まず先にポイントをお伝えすると、SEOには、
◼︎内部対策
◼︎外部対策
この2つ対策があります。
GoogleがどういうWEBサイトを1ページ目に持っていきたいかというと、Googleの立場になって考えてみるとわかると思いますが、
◼︎記事の内容がわかりやすい
◼︎オリジナリティーがある
◼︎内容に価値がある
こういった内容が書かれているコンテンツをユーザーに提供したいと考えているため、これを対策するのが内部対策です。
一方で、その記事がGoogleの主観だけだと良くないので、客観的に見て良いか悪いかという指標も取り入れるために行うのが外部対策です。
Googleの考え方に「良いものは必ず誰かに紹介される」という理論があり、いろんなWEBサイトで紹介されているものは絶対的に良いはずだと考えています。
例えば、すごい美味しいラーメン屋があって、有名なラーメンブロガーがそこに行って、めっちゃ美味しかったと自分のブログにその店の紹介を書いたとします。
その時に、そのお店のWEBサイトのURLもブログに書かれれば、「他のWEBサイトでお店が紹介された」という状態になります。
他のWEBサイトに紹介されたかどうかは、その紹介のリンクが貼られているかで判断されているので、「いろんなWEBサイトに紹介されてリンクが貼られているということは、良いWEBサイトである可能性が高い」とGoogleは判断するわけなんですね。
外部対策とは、コンテンツをものすごく作り込んで、ネット上で口コミが出るようにすることを意図的に作っていくという対策です。
こちらは少々上級になるので、今回はまず内部対策についてのお話からしようと思います。
内部対策とは
ということで、話を戻します。
内部対策とは何かというと、
◼︎わかりやすさの追求
◼︎オリジナリティーある有益コンテンツの作成
この2つを対策することです。
内部対策で一番重要なのは「わかりやすさ」です。わかりやすさには、2つの観点があり、
◼︎Googleのクローラーから見たわかりやすさ
◼︎ユーザーから見たわかりやすさ
この両方を追求する必要があります。
まず、”Googleのクローラー”についてご説明します。Googleはクローラーというロボットを作っていて、これが世界中にあるWEBサイトを見て回っており、何のWEBサイトなのか、何の記事を書いているサイトなのか、というのをチェックしています。
例えば、新宿のラーメン屋のWEBサイトがあったとして、「新宿 ラーメン」って検索している人に対してそのWEBサイトを見せてあげよう、という判断をクローラーがしています。
なのでまず、第一ステップとしては、Googleのクローラーに自分のWEBサイトを正しく認識してもらうというわかりやすさが大事です。
一方で、Googleのクローラーに気に入られてWEBサイトが上位表示されたとしても、結局使うのは人間なので、人間のユーザーがWEBにアクセスしてわかりやすいと思わなかったら、WEBサイトにきてもすぐに出て行ってしまいますよね。
クローラーにとってわかりやすく、かつ、WEBサイトに来てくれる実際のユーザーにとってもわかりやすい。
この2つのわかりやすさを追求することが大事です。なので、記事の要点や伝えたい結論をわかりやすくする必要があります。
例えば「わかりやすさとは、見やすさと要点整理」というテーマで考えてみましょう。
わかりやすさとは、見やすさと要点整理この勉強会では、SEOについて話をしますが、話したいこととしては、SEOに関する基本を丁寧に話すつもりで、主に、内部対策と外部対策の基本です。さらにには、内部対策の重要要素で、内部対策の構造的なわかりやすさの説明や外部対策の外部リンクを得るための、 基本的な対策に関して、説明します。
【勉強会趣旨:SEOの基本】
勉強会のポイント・内部対策
→構造的なわかりやすさとは何か?・外部対策
→外部リンクを得るための基本対策とは何か?
パターンAの文章と、パターンBの箇条書きの文章を比較して、Aの文章ってパッと見で何言ってるかわかりにくいですよね。
では、Bの箇条書きはどうでしょうか?
実は、AとBの文章では同じことを言っているのですが、Bの場合は文章ではなく要点を箇条書きでまとめてあるので、ロボットから見てもユーザーから見ても下の文章の方がわかりやすいんです。
つまり、「わかりやすさ」というのは、「見やすさと要点の整理」なんです。
「タグ」でGoogleにブログをアピールする
他にも、Googleに対してこちら側からわかりやすくするための「タグ」というものがあります。
例えば、サイトの名前はこれですよってわかりやすくする時は「title」というタグを使い、リアルビジネスでいうお店の名前に当たります。
そして、そのサイトの説明を「meta description」というタグを使い、リアルビジネスでいうお店の解説に当たります。
そして、こちらからGoogleにアピールすることができるのが、このWEBサイトの看板メニューです。
お店の看板メニューや看板サービスについてアピールすることができ、そのままGoogle、Yahoo!で対策したいキーワードになります。
ここで注意して欲しいのが、対策したいキーワードは最大6個までということです。
なぜ最大6個なのかというと、例えば、ラーメン屋に入った時に「看板メニューって何ですか?」って聞いて、「塩と醤油と味噌と家系ラーメンと…全部おすすめです!」って言われたとしたら、「このお店本当に美味しいの??」って心配になりますよね。
つまり看板メニューというのは、何でも美味しいと言われると胡散臭く感じてしまうので、ある程度絞るのが大事。
このWEBサイトでの方向性をある程度固めた上で、その方向性に基づくこんな情報を提供してますよ、っていう看板メニューを設定します。
これがサイト全体で狙っていくSEOキーワードになるわけです。
WEBサイトをマウスで右クリックすると、ソース表示というものが出てくるんですが、これを見ると、WEBサイトのプログラムコードを見ることができます。
このプログラムコードでブログの内容を表示すると、タイトルのところに「meta name=”description”」と入っていて、ここには、どんなサイトなのかWEBサイトの解説を入れます。この解説がそのまま検索結果画面に出てきます。
Googleの検索結果画面に「title」がそのまま出て、「meta name=”description”」で設定したものがそのまま検索結果画面に出ます。
こういった基本設定をすることがSEO対策の基本です。
こんなの当たり前だと思うかもしれませんが、実は、これすらちゃんとやっていないWEBサイトがとても多いです。
WEB制作会社に依頼してもちゃんと設定されていないことが多いです。
なぜかというと、WEB制作会社はWEBサイトを制作することがゴールであって、SEO対策をすることはサービスに含まれていないことが多いから。
WEBサイトは作れるけどこういうルールは知らないという人はとても多いです。なので、この機会にしっかり覚えて、あなたのWEBサイトには必ず設定してください。
他にも、記事の中身でSEO対策上良いことをご紹介しますね。
まず、「パンくずリスト」というものがあります。
これは、WEBサイトを使っているときに、今自分がWEBサイトの中のどのページを見ているのか?っていうのをわかりやすくナビゲートする機能です。
ワードプレスの優秀なテンプレートを使っていれば、特に設定をしなくても最初から設定されるようになっています。
次に、SEO対策で重要になるのが、h1の記事タイトルです。
記事タイトルは必ずつける必要があり、タグで言うとh1というものを使って表現します。
GoogleはWEBページの記事のタイトルから読み込みます。
なので、このh1というタグを使って、Googleにここはタイトルだよってことをアピールすることが大切です。
また、わかりやすさの追求としては、目次を付けるのがおすすめです。
記事の中に見出しをきちんと付ける必要があり、一番大きな見出しが大見出しで、h2というタグで表現されます。
このとき、大きい見出しの中にさらに小さい見出しを作りたいという場面が出てきます。
この場合、本を想像して欲しいんですが、本の目次を見た時に章という大きな区分けがありますよね。
この章に当たるのが大見出しです。
章の中でさらに項目が分かれていることがありますが、これが中見出しに当たります。
中見出しはh3というものを使うので、大きい見出しの中にさらに見出しを作りたいときはh3を使うと覚えてください。
そうすることによってわかりやすくなります。
なぜ、見出しをつけるかというと、Googleのクローラーというのはお世辞にも性能が高いとは言えないからです。笑
h1:記事タイトル
h2:大見出し(「章」に当たる)
h3:中見出し(「章の中の項目」に当たる)
Google翻訳を思い出していただくとわかると思いますが、まだまだ精度が悪いですよね。クローラーにも同じことが言えます。
なので、見出しをきちんとわかりやすく書いていることが大事です。
本で例えると、わかりやすい本というのは見出しを読んだだけでざっくりと本の全体像がわかります。
これと同じように、あなたの記事も見出しを読むだけで話の全体像がわかるという状態を作ってください。
それがわかりやすければわかりやすいほど、クローラーもまず見出しを読むので、クローラーにもわかりやすく、理解してもらえます。
だから、良い記事、良いWEBサイトの記事というのは、必ず見出しが設定されています。
そしてその見出しは必ずわかりやすくなっています。
それ以外のSEOのテクニックとしては、Googleのクローラーは見出しをしっかり読むので、この見出しの中に狙っているキーワードや対策したいキーワードを入れるというのも重要です。
なので、見出しをしっかりつけて、見出しの中に狙っているキーワードを入れるということをしっかりやってみてください。
SEO対策をしやすいテンプレートを選ぼう
SEO対策の内部対策がしやすいかどうかは、実はテンプレートで結構決まっていて、SEO対策がしやすくなっているテンプレートは結構あるんです。
先ほどお話しした、h1、h2、h3とかの話なんですが、わかりやすい良いテンプレートというのは、最初からその辺りが考えられています。
ワードプレスの場合は、投稿のタイトルを書くところが勝手にh1になるように設定されていますし、わかりやすいテンプレートだと、h2とかh3とかのタグ付けが簡単にできるようボタンを用意してくれています。
また、結構大事になってくるのが、記事を読んでくれた人にその記事と似た関連記事やおすすめ記事を紹介するということです。
優秀なテンプレートは、その辺が最初から設定されていたり、テンプレートによっては目次の自動生成機能が最初から用意されていたりします。
また、サイト全体で狙っているキーワードを設定したり、書いた記事ごとに狙っているキーワードを設定することもできます。
この記事で狙っているキーワードを設定することによって、Googleに「この記事はこのキーワードを狙っているから、このキーワードで検索されたときに表示してね」とアピールをすることができます。
他にも、この記事自体の説明文をディスクリプションで設定できるので、こちらもしっかり書くのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
あれこれ極めようとすると大変ですが、まずは必須の設定のみをひとつずつこなしてみると、そこまで難しくないということをご理解いただけたかと思います。
面倒な作業ではありますが、しっかりと対策をして上位表示を目指しましょう。